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信玄と震源② [旅人]

とにもかくにも、続きです。

前回は、カツを食べたところまで書きました。

ホントウニオイシカッタ(涙)。イキテテヨカッタ(喜)。

ここから旅は、どんどんいろんな場所に行って、

貧乏だけど盛りだくさんな展開になるんですが、

なにせ、旅に出た日から時間が経ちすぎて、

・・・・・・・・忘れてしまった(笑)。

そう、

一番言いたかったのが、この温泉の話なんです。

でも、

他の人には絶対に行ってほしくないョ~、

教えるけど、道に迷って着かなきゃいいいのに(悪)、

という、お宿なんです。

http://www.sib-tatu.com/

以前にもブログに書いたことのある温泉です。

3回行っていますが、一度も泊まったことはありません。

一泊して、このお湯に好きなだけ浸かれたなら、

きっと私は喜びのあまり死ぬでしょう。

その前にカラダはふやけて、ふにゃふにゃになっているでしょう。

なんの縁もゆかりもありませんが、信玄さま、ありがとうございます。

温泉好きな私ですが、やはり夏の温泉は敬遠しがちです。

なぜなら夏の温泉は、

暑い! 

脱衣所も暑い! 

せっかくお風呂に入ったのに汗びっしょり!!!

いいことナシ尽くしのような気がするからです。

しかし、この常識を軽くくつがえすのが、この愛すべき「信玄隠し湯」なんです。

冷泉、

すなわち、

温泉なのに冷たいんです。

自動販売機風に言うと「つめた~い」んです。

そこいら辺の塩素プールに浸かるより、効能もあるし、

なんてったって温度がハンパじゃないくらい冷たい。

氷風呂をイメージして、さらにその温泉を巨大冷蔵庫でキンキンに冷やしたくらいチメタイ(冷たい)。

湯船に入ると自然に『えひっっ!』とか『ぎょいっ!』とか、声にならない掛け声が出ます。

打たせ湯に打たれると、なにも考えられない「無」の状態に。

さらに10秒くらい過ぎると「無」という文字も浮かんでこないほどの境地に・・・。

(心臓の弱い方はご遠慮ください)

その後に入る隣の湯船の温かい温泉(あたり前)が、最高に気持ちいい。

足先からじんわりと皮膚がゆるんでいくのがわかります。

湯上りにはお宿から、お菓子とお茶のサービスなどもあり、ホントにいい温泉です。

心が静まり、いつになくゆったりとした気持ちになれます。

1ヵ月も逗留したら「聖人」になってしまうかもしれません。

それくらい、素敵な温泉です。

あ、でも、あんまり人に言わないでくださいね(笑)


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